昼食は滋賀県にあります
信楽たぬき村にて。
たぬきのイメージが強いですが、
焼き物全体に対する割合は3割程度なのだそう。
もちろん食器はすべて信楽焼。
ほっこり厚手の質感、
皆さまのお家にもないでしょうか。
おなかも満たされたところで
これから社寺参拝を味わい尽くします。
今年は京都は宇治へ参ります。
こちらは
黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)。
中国より渡来した
隠元(いんげん)禅師が開かれた
黄檗宗の大本山です。
あのいんげん豆を伝えた和尚さんですね。
大雄宝殿(だいおうほうでん)
萬福寺の本堂で、
ご本尊は釈迦如来です。
境内の主要建物23棟や回廊などは
国の重要文化財に指定されています。
中国様式の趣あふれる回廊です。
「亀さん、こ、こんなところに…!!」
と事務局さんに呼ばれ、
向かってみると…
おお、なんと!
チャンチンの木ではないですか。
そう、チャンチンの木は
金持神社のご神木。
中国より取り寄せたと伝えられ、
皆に愛されています。
本当だったのですね。
ご縁ですね。
四天王殿。
寺の玄関です。
布袋尊、
韋駄天像、
四天王をお祀りしています。
萬福寺は日本最古の布袋尊のお寺なのです。
開版(魚梆)かいぱん。
木魚の原形です。
この他にも隠元和尚は
蓮根、筍など色々な物を日本に伝えています。
黄檗山のオウバクもそうです。
オウバクとはキハダの木のこと。
金持神社札所の顔、
黄色いハンカチは
このキハダ染めで作られているので
ただならぬご縁を感じずにはいられませんでした。