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平成30年お伊勢参りその3 ~青岸渡寺・熊野那智大社へ~

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平成30年お伊勢参りその3 ~青岸渡寺・熊野那智大社へ~

​​​​さて今年は紀伊の国

世界遺産 熊野三山へと参ります。

熊野那智大社

熊野那智大社

熊野那智大社石段

熊野那智大社石段

天候は厳しく吹き付ける風と雨。

一行は467段の石段を上り

社殿へと向かいます。

途中、碁石や硯、ストラップなど

名産の那智黒石を使ったおみやげ物が沢山売られていました。

石段を登りきると

那智三山の一社、熊野那智大社に到着です。

八咫烏

八咫烏

降りしきる雨と霧の中に朱色の社殿が鎮座しています。

国の重要文化財に指定されています。

創建は仁徳天皇5年(317年)ですが

いわれはもっと古く紀元前まで遡り

神日本磐余彦尊(カムヤマトイワレビコ)の神武東征が起源です。

写真中央は八咫烏(やたがらす)像。

神日本磐余彦尊を東へと導いたことから

導きの神様として信仰されています。

日本サッカー協会のシンボルマークとして知られていますね。

御祭神は

熊野夫須美大神(クマノフスミノオオカミ…イザナミノミコト)

御子速玉大神(ミコハヤタマノオオカミ…イザナギノミコト)

家津御子大神(ケツミコノオオカミ…スサノオノミコト)

大己貴命(オオナムチノミコト…オオクニヌシノミコト)

天照大神(アマテラスオオミカミ)

天神地祇(テンジンチギ…全ての神様)

諸々の神様がお祀りされています。

霧の向こうに那智の滝を臨む

霧の向こうに那智の滝を臨む

続いて

こちらは天台宗 那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)。

青岸渡寺

青岸渡寺

創建は今から1700年前

御本尊は如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜのんぼさつ)です。

神仏習合の慣わしで熊野那智大社隣にございます。

このあとバスで那智の滝に移動。

飛瀧神社(ひろうじんじゃ)に参ります。

飛龍神社鳥居

飛龍神社鳥居

御神体は那智の滝、

那智信仰の原点ですね。

世界遺産那智の滝

世界遺産那智の滝

轟音に導かれ

木の根張る石段を下りていきますと

目の前に那智の滝が現れました。

那智の滝

那智の滝

強い雨で豊かな水量をたたえた御滝は

この世のものとは思えない壮大な美しさ。

一同は「ありがとう、ありがとう」と歓声に沸きました。

那智の滝前にて

那智の滝前にて

強く心に残った参拝でした。

金持神社までのアクセス

<お車をご利用の場合>

米子道江府インターで降りていただき、日野川上流に向かい180号線を15分走らせると根雨の町並みが見えます。

町外れに180号線と181号線の分岐ありますが181号線(勝山方面)を5分上ると参道入り口手前に金持売店札所があります。

お車はそちらに隣接する無料駐車場が御利用になれます。

<公共交通機関をご利用の場合>

JR伯備線根雨駅で下車、駅からはタクシーか]町営バスで神社札所前までお越しになれます。

ただ、タクシーは駅に待機しておりませんので、日本交通根雨営業所0859-72-0219にご連絡頂くと駅までお迎えに参ります。

町営バスは運行時間が変更になることがありますので日野町役場ホームページ・便利長 にある板井原・真住線時刻表で確認ください。

札所からお社までは徒歩5分です。

およそ90段の石段を上ればお社です。途中、県の銘木100選にも選ばれた2本の木々の間を通って最高の森林浴をご体感ください。


21Canonball様より